NPO法人とは何か簡単にわかりやすく解説!メリットや設立方法とは?
- 2022.03.29
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NPO法人を設立するメリット
持続的な社会貢献活動の実現を目指して、特定非営利活動(NPO)法人制度は施行されました。ボランティア団体や営利法人としてではなく、NPO法人を設立して活動を行うメリットは、主に3つあります。
【NPO法人のメリット】
・費用面で優遇される
・活動を継続しやすい
・社会的信用度が高い
それぞれのメリットについて、見ていきましょう。
NPO法人は費用面で優遇される
営利法人と比べて、NPO法人は「設立費用」「税金」、2つの費用面で優遇されています。
例えば、NPO法人は株式会社と異なり、資本金0円で設立できます。登録免許税をはじめとした会社設立時にかかる諸費用も、NPO法人にはかかりません。
税金についても、NPO法人は営利法人よりも優遇されています。NPO法人は、法人税が原則非課税であり、自治体によっては住民税の均等割りが免除される場合もあります。
NPO法人は活動を継続しやすい
単なるボランティア団体として活動するよりも、NPO法人として活動する方が、同じ内容であっても活動を継続しやすいでしょう。法人化により、人材の雇用が可能となるからです。
例えば、会社員がボランティア団体に所属し、仕事をしながら社会貢献活動をする場合を考えてみてください。会社員である以上、社会貢献活動を行えるのは、仕事のない休日のみです。また、ボランティア活動には給与が発生しないため、生活のためにどうしても仕事を優先することになるでしょう。
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