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開業の基礎知識をわかりやすく解説!成功しやすい業種や、資金調達の方法も - アントレ起業・準備ガイドブック【起業・経営で必要な物事・サポートをまとめてそろえる】

開業の基礎知識をわかりやすく解説!成功しやすい業種や、資金調達の方法も

開業の基礎知識をわかりやすく解説!成功しやすい業種や、資金調達の方法も

開業と聞くと、なんとなく「サラリーマンが会社を辞めて、自分の好きなように働いている」というイメージを抱く人もいるのではないでしょうか。

開業には、確かに夢があります。しかし、失敗した場合は全て自己責任です。

本記事では、そんな「開業」のメリットとリスクを紹介しています。リスクを最小限に抑えて開業するための方法も解説します。

開業するなら知っておきたい「フランチャイズ」についての知識や、開業資金に困っている方に嬉しい「補助金・助成金」の詳細についても、わかりやすく伝えていきます。

開業を少しでも考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

開業の定義【起業との違いとは?】

開業とは、新しく事業や商売を始めることです。また、事業や商売をしている状態のことも開業といいます。
一方で起業は、新しく事業を始めることのみを指すので、開業の意味とは少しニュアンスが異なります。

また、開業における事業内容は、既存のビジネスであることが多いです。
一般的に、医師や弁護士など何らかの専門的な職種のイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、ラーメン店などの飲食業やコンビニエンスストアなどの小売業、学習塾などのサービス業と、開業できる業種はさまざまです。

開業における3つのメリット

開業の主なメリットには、下記の3つがあります。

【開業の3つのメリット】
1.収入の上限が高い
2.自分の好きなように自由に働ける
3.スキルアップや自己成長につながる

開業の主なメリットの中でも、収入の上限が高い点に魅力を感じる人が多いのではないでしょうか。
会社から雇われて給料をもらうのとは違い、能力や努力次第で収入が増えやすいので、やりがいも感じられるでしょう。

開業にリスクは付き物

開業には魅力的なメリットがありますが、もちろんリスクも付いて回ります。
開業には、例えば次のようなリスクがあります。

【開業の2つのリスク】
1.借金を背負う可能性がある
2.家族や友人に迷惑をかける可能性がある

1つ目のリスクは、借金を背負う可能性があることです。

開業するときに融資を受ける人は多いでしょう。
しかし、開業してからの経営が上手くいかないと、融資を返済することができません。結果として、融資が膨大な借金として残り、せっかく設立した会社も立ち行かなくなってしまいます。
会社は倒産し、借金だけが残るという場合もあるでしょう。

2つ目のリスクは、家族や友人に迷惑をかけてしまう可能性があることです。

このリスクは、借金を背負うリスクの延長線上にあります。借金地獄になると、当たり前ですが、家族の生活は苦しくなります。
また、借金を抱えているということが周りに知られると、友人関係にヒビが入るかもしれないのです。

上記の2つのリスクが、開業する際に最も気を付けたいリスクといえます。
つまり、大きな借金をせず、他人にも迷惑をかけないように開業することが大切なのです。

開業にかかる資金がどれくらいなのかについて知りたい方は、下記の記事を参考にするといいでしょう。

かかる費用は0円? それとも1000万円? 独立開業の「数字のリアル」を税理士が解説

https://entrenet.jp/magazine/22373/

開業が成功しやすい業種の条件とは

次に、開業が成功しやすい業種について見ていきましょう。開業が成功しやすい業種には、ある程度の条件があります。
開業が成功しやすい業種の条件とは、一体どのようなものなのでしょうか。

【開業が成功しやすい業種の3つの条件】
1.初期費用が安い業種であること
2.利益率が高い業種であること
3.リピート客が見込める業種であること

例えば、次のような業種が、開業が成功しやすい3つの条件に当てはまるでしょう。

【開業しやすい業種の一例】
1.コンサルタント系:弁護士・会計士・税理士・カウンセラーなど
2.技術職系:英会話講師・デザイナーなど
3.販売支援系:保険代理店、広告代理店、販売代理店など

いずれも、初期費用が安く利益率が高い業種です。また、リピート客を見込みやすい業種でもあります。
ほかにも開業しやすい業種はたくさんあるので、自分のスキルや希望と照らし合わせながら、考えてみてください。

開業するなら、フランチャイズを利用する手もある

開業をするなら、フランチャイズを利用するという手もあります。

フランチャイズとは、個人や法人がフランチャイズ本部からお店のブランド・商品(サービス)を利用する権利を受けとり、経営するビジネスのことです。
経営者は開業後に、お店の利益の一部を、フランチャイズ本部に対価として支払います。

フランチャイズ経営をしているお店には、コンビニエンスストアや飲食店、学習塾などが挙げられます。
フランチャイズ本部は、経営に必要なノウハウも提供してくれます。仕入れ・販売・集客・採用・商品開発など、ビジネスを行う上で必要な要素を教えてもらえるので、開業直後から安心して経営に取り組めるでしょう。

経営に必要なノウハウと、すでに顧客からの信頼を得ているブランド・商品を利用できるフランチャイズなら、未経験からでもしっかりビジネスを行うことができるのです。
開業したいものの、ゼロから起業するのが不安という方は、まずはフランチャイズでの開業を検討してみてもいいでしょう。

フランチャイズで開業したい方は、下記の記事を読んでおくと、フランチャイズ本部の上手な選び方を知ることができます。

失敗しないフランチャイズの選び方のコツ

https://entrenet.jp/magazine/13575/

また、アントレnetではフランチャイズでの開業を募集しているフランチャイズ本部の情報を掲載しています。
フランチャイズでの開業が気になる方は、一度見てみてください。

アントレnet FC募集

https://entrenet.jp/dokuritsu/Y1100/

そもそもフランチャイズについてよく知らないという方は、こちらの記事も読んでみてください。

フランチャイズとは?意味や仕組みを分かりやすく初心者向けに解説

https://entrenet.jp/magazine/25755/

開業するための資金調達には、補助金・助成金を活用しよう

開業するためには、ある程度の資金が必要です。

コツコツとお金を貯めて自己資金で開業するのが一番ですが、自己資金だけでは足りないという方もいるでしょう。
だからといって、すぐ開業を諦めてしまうのはもったいないです。

開業するための資金調達の方法として、補助金・助成金という制度があるからです。

開業するための資金調達方法1:補助金制度を利用する

補助金とは、国の政策目標を実現するのに適した事業を行う事業主に対して、交付されるお金のことです。

補助金は税金から捻出されており、使途が限られています。また、予算や交付件数が決まっているので、申請しても交付されないことも多々あるでしょう。
公募の期間も短く、予算決定から1ヵ月程度の期間で公募が行われます。一度公募を見逃すと、それっきりになってしまう可能性も高いです。

また、補助金は後払いです。交付決定後、すぐにもらえるわけではありません。
補助対象となる事業を行い、自分(社長)が経費を支払ったことを領収書で証明した後、補助額が決定されて支給されます。
なお、交付額は費用の全額ではなく一部になることが多いです。

補助金の公募については、下記のリンクから探してみましょう。

『中小企業庁HP 補助金公募案内』

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/koubo/

『経済産業省HP 公募情報』

https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo.html

開業するための資金調達方法2:助成金制度を利用する

助成金も、補助金と同様に、国や地方自治体が事業者の支援のために交付するお金のことです。

助成金は、厚生労働省によるものが多いので、雇用の増加・人材育成・労働環境の改善などを行う事業者への支援金が一般的です。
近年は、研究開発の事業に対する支援金もあります。

助成金は、使途の幅が補助金よりもさらに狭いことが多いです。
しかし、公募期間は補助金よりも長く、要件のハードルも低いのが特徴です。

ただ、厚生労働省による助成金は、原則社会保険に加入していないと申請できないので注意してください。
また、助成金も補助金と同じく、後払いと決まっています。支給額に関しても補助金と同様で、費用の一部が支給されるのが一般的です。

助成金の公募は、下記のリンクから探してみましょう。

『厚生労働省HP 雇用関係助成金検索ツール』

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/index_00007.html

開業にはリスクが伴うが、最高にやりがいあり!

本記事では、開業についての基本的な知識を紹介しました。

開業のメリットとリスク、開業しやすい業種の条件は、開業するなら絶対に覚えておきましょう。フランチャイズについても、開業したい業種で条件の良いものがないか、探しておいて損はありません。

また、開業の資金調達に困っているなら、補助金・助成金を活用しましょう。
全額ではないですが、費用の3分の1~2分の1程度を支給してもらえるのが一般的です。

開業には、金銭的なリスクや家族や友人との関係に関わるリスクが伴います。
しかし、収入に上限がない点や自分の好きな時間で働けるという点から、最高にやりがいがあることは間違いないでしょう。

PROFILE

三國鈴香

北海道を拠点に活動しているフリーライター。元小学校教員。 ビジネス(HR関連)系・WEB制作系・金融系などBtoBからBtoCまでさまざまなジャンルの記事を執筆。
元記事はこちら
アントレSTYLE MAGAZINE
https://entrenet.jp/magazine/26049/
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